定山渓鉄道資料集

<豊滝停留場> 昭和23年開業。待合小屋とホームだけの無人駅。豊滝地区の集落からはかなり離れてはいるものの鉄道への要求が高かったのだろう。この地区に暮らす農家が利用客の中心だったという。このころはすでに集落と鉄道との間に国道230号線(旧道)が整備され定鉄バスも定期運行していたはず。板割沢の通称”七曲”が難所だったこともあり、利便性は鉄道が上回っていたということだろうか。

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